【レビュー】7 Days to Die

コメント(0)

ー『執念』ー

2013年12月14日早期アクセス、2024年6月正式リリース。
この時点で約11年も開発しているのだが、なんと2025年のロードマップもすでに公表されている。つまり最短でも12年は1つのゲームを作り込んでいるのである。
小学6年生で遊び始めたゲームが中高、大学を卒業して社会人になってもまだ正式リリースされてないとか、正気の沙汰ではない。開発者はモチベお化けなのか。

長期間開発されているだけあって、ゲーム内容は色々な要素が詰まっている。
探索、クラフト、建築、PvPvE、狩り、マルチ、サバイバル、育成、タワーディフェンスと盛り沢山。更にはマップ作成まで出来るので遊び方は無限大。建築ブロックの種類が1300以上ある点からも、このゲームの自由度の高さ、作り込みの凄さが感じ取れると思う。
チュートリアルがオマケ程度で水や食料の確保が大変だったり、全てが手探りなのでとっつきにくさが正直ある。このゲームを遊ぶ動機を見つけるのは人によっては大変かもしれない。
特にこのゲームの目玉である7日ごとに訪れるゾンビ大量襲撃イベント『ブラッドムーンホード』の掘り下げがゲーム内でイマイチされてないのが非常に勿体ない。

しかし、初期バージョンと比べるとUI、マップ、グラフィック等大幅に改良されていて、絶対に良い物を作り上げるという開発者の執念を感じさせる。

クラフト、探索、戦闘、育成などゲームの要素を1つ1つ見ていくと突き抜けた革新性があるわけではないが、長い開発期間をかけて圧倒的な物量や情報量を蓄えた本作はプレイヤーに幅広い遊び方を提供する『執念』のゲームとして今後のアップデートにも大いに期待したいと筆者は思います。

 

【レビュー評価 7.5/10 Good!】

ゲームプレイの導線 3
革新性 3
自由度 10
周年 10

【レビュー動画(ずんだもん)】

コメントを書き込む


Protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

まだコメントがありません。

×