【レビュー】Pixel Cafe

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ーワンオペは罪ー

このゲームはカフェを1人で切り盛りするゲームなのだが、なんと最大で3つのカウンターを捌かなければならない。昔のすき家もびっくりのブラック労働である。しかも経営者もろくでもない人物が多く、騙そうとするし、気に入らないからと言う理由でクビにされるし、キャバ嬢みたいな振る舞いを要求してくるヤツまでいる。主人公のピクセルは親との関係はうまくいってないし、とにかく踏んだり蹴ったり。
ストーリーにしてもゲームプレイにしてもプレイヤーを悩ませるような要素が多く感じる。

しかしゲームに慣れてくると、どんどん客の注文を捌けるようになり、脳みそから謎の快楽物質が出ているのではと勘違いするほど集中して遊んでしまう時がある。
実際、ゲームデザインもしっかりしている。左の物にはコントローラの左のボタン、右なら右のボタンにちゃんと操作が割り当てられていて、大体は直感的に操作しやすくなっているのが良い。難易度も3種類あり、ゆっくり遊びたい人ややり込みたい人に向けて難易度も用意されているようだ。

つまり、ゲームプレイもストーリーも、ゲーム進行に合わせて、経験する事の大事さが伝わってくる内容になっていってると思う。

ひたすらに客の注文を捌くコンパクトなゲームなので人によってはすぐに物足りなくなるかもしれないし、最終的には作業になりやすいゲーム体験なので人を選ぶ所はあるが、セール時ならかなりお得に購入できるし、昔のすき家的な体験も出来るし、頭の体操としてたまにはこういうゲームを遊ぶのも良いかと思います。

 

【レビュー評価 6/10】

経営者の人間性 3
キレやすい客 1
音楽 7
仕事のゲーム化 8

【レビュー動画(ずんだもん&松嘩りすく)】

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