まさかの前作越えの大ボリューム。
筆者の前作のクリアまでのプレイ時間は70時間以上だったが、今回の仁王2のクリアまでの総プレイ時間はなんと80時間オーバー。しかもサブミッションは必要最低限だけやって、メインストーリーをクリアしてこの時間。凄まじいボリュームである。しかも前作より面白くなってるのも素晴らしい。
理由は単純で、今作は前作をよりアップデートしたような内容だからだ。
前作の「戦国×妖怪」の世界観や「戦国死にゲー」と言われるソウルライクなプレイフィール、攻撃や回避方法の変わる上中下段の「構え」や気力と言う名のスタミナを回復を早める「残心」、相手の気力がゼロの時に決められる気持ち良い大ダメージ攻撃の「組み討ち」など前作の良さを引き継ぎつつ、更に新しい要素をマシマシにしているのである。

例えば前回は「外人サムライ×戦国×妖怪」だったのが、今回は「キャラクリ主人公×戦国×妖怪」となり、自由度が大幅アップ。顔の形から髪型から体の各部の大きさからメイクから入れ墨まで多種多様。ムービー演出が多いゲームなのでキャラクリがムービーに反映される楽しみもあるだろう。
そして操作方法は初代仁王から複雑だったのに、今作ではなんと更に操作を上乗せさせてきたのである。従来通り構えがRB+YXAで切り替えの時点で十分操作の複雑さは伝わると思うが、今作はなんと「特技」と言う敵の大技を返せる特別なパリィの使用前提のゲームデザインで、操作がRT+B。更に主人公は妖怪技が使えるようになり、操作はRT+YXAのそれぞれに設定できる。更には守護霊も切り替えられるようになり、操作はなんとRB+LT。もはや同時押しのオンパレードである。操作だけでも大変なのに、特技はパリィなのでとっさに同時押しさせるのである。まさに鬼の所業。
でも安心して欲しい。ゲームスピードがかなりゆっくりだし、見てから十分返せるものがほとんどなので、実はそんなに操作は大変ではないはず。なんなら複雑な操作は使わなくてもいいくらいかもしれない。理由はオンラインの協力プレイがあるのと、ソロでも「義刃塚」を使用する事で仲間を呼ぶ事が出来るから。これらを使用すると難易度が激減するのでかなり遊びやすくなる。その上で遠距離武器や陰陽師スキル、忍者スキルも使うようにすればかなり簡単になるはずだ。
実際、死にゲーなので初見殺し的なものは多いし、足場の悪さで落下死もよくするし、高難易度に見せているがクリア自体は比較的しやすい部類だと思う。一部ぶっ壊れアイテムやスキルも散見されたので、筆者はそれらのアイテムや義刃塚は縛ってプレイしてました。
武器種も手斧と薙刀鎌が追加され、DLCで仕込棍と手甲が追加。遊びの幅がさらに広がった。可愛いモーションのマスコット的キャラ「木霊」の他にちょっと悪そうな「魑魅(すだま)」が追加されたのも見逃せない。
ストーリーは相変わらず良く分からないので評価しにくいが、チーニン特有の雰囲気で押し切る感じなのは個人的には好きな方。
ドロップする装備にレアリティがあるので、相変わらずハクスラ的な遊び方も出来るし、エンドコンテンツやDLCの追加ストーリーもあり、遊びごたえは十分過ぎる位ある。

ただ大きな問題が1つあって、それは初代から遊ぶか2から遊ぶかである。シリーズものなので仁王を十分楽しむには初代から遊ぶのがベストだが、それはあまりのボリュームの多さにプレイヤーが力尽きる可能性があるし、それで2をやらないのも非常に勿体ない。もしくは初代が自分に合わなくて2を遊ばないなんて事も起こるかもしれない。でも先に言った通り2は初代のアップデート版であるので、先に2を遊ぶと初代の面白さが減るのは避けられないかもしれない。個人的には初代から遊んで欲しい所だが、時間のない方は2からでも全然問題ないと思います。
もうすぐ仁王3が発売されるので、3では一体操作はどうなってしまうのか楽しみにしつつ、仁王2の奥深くて意外と遊びやすいゲーム体験をしてみてはいかがでしょうか。
| ストーリー | 4 |
| 操作の複雑さ | 4 |
| 技術介入度 | 10 |
| ボリューム | 10 |
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